スタッフブログ

カスタム&チューニング パート2!

カテゴリー サービス
スタッフ Y.S   [テクニシャン]
[2019/10/05]

 

こんにちは、メカニックの川村です!

今回は、前回に引き続き「カスタム&チューニング」パート2!

 

今日ご紹介するお車は、M様の124スパイダーです。

 

写真を見て頂ければ一目瞭然、ドレスアップはもちろん、サーキットも走られるためチューニンもバリバリにされています!!

 

今回だけでは書ききれない程作業をさせて頂いております。

 

M様、いつもありがとうございます!

 

 

まずは内装から。

 

アルカンターラやカーボンパネル、ステアリング周りには脱着式ステアリングボス、フルカーボンステアリング、ステアリングコントローラー、スロットルコントローラー等々。 シートはRECAROのセミバケット2脚、4点式sabelt、その後ろにはロールゲージも装着しました。

 

ロールゲージは車の剛性を高めシャキシャキ走れるようにするだけでなく、サーキット等で思わぬ事態での安全性を高めてくれます。

 

そしてかっこいい←ここ重要。

 

エンジンルームはTEZZOインテークマニホールド、TEZZOオイルキャッチタンク、4点式タワーバー、デジテック コンピューターチューニング、そして今回MSA(マルチスパークアンプ)、ハイスパークイグニッションコイルをインストールさせて頂きました。

 

エンジンの仕組みは、エンジン内部でガソリンを噴射し、そこにスパークプラグで電気火花(スパーク)を発生させ着火、燃焼を行い車を走らせるパワーを作り出しています。一般的に、1回の燃焼で1回のスパークとお考えください。

 

今回インストールしたMSAは簡単にご説明すると、1回の燃焼で3回から5回のスパークを発生させる事を可能にする、「点火システム強化装置」です!

 

難しいですよね。。。

 

純正のままだと、1回のスパークでは燃料に着火しきれなかったり、燃やしきることができなかったり、。。。

そこで何度もスパークを起こして、より着火ミスをなくし、燃料を燃やしきってやろう!という考えです。

 

ガソリンをしっかり燃やしきるというのは、実はすごく大切なことで、レスポンスアップ、トルクアップ、燃費向上、排気ガスのクリーン化、エンジン内部汚れの蓄積防止に貢献します。 

 

エンジンルーム内の配線の引き直し作業が必要となるので、しっかりと取り回しさせて頂きました。

 

取り付け後試走してすぐに、ビックリ!!

確実に速くなっています。 エンジン回転数全域でパワー、トルクアップを体感できます。

 

続いて、足回り、駆動系です。

車高調にホイールはRAYSのVOLK RACING TE37を装着。

ブレーキは前後VOINGブレーキローター、レーシングタイプブレーキパッド。

こちらはなんとカラーオーダーの特注品でございます!

今回、ブレーキホースを純正からステンメッシュホースに変更させて頂きました。

ブレーキペダルを踏んだ時のフィーリングがカチッとしペダルの遊びを少なくすることが可能になります。

その他にもリジットカラーやナックルサポートフレーム、強化スタビライザー等、足回りの剛性アップもしっかり対策済みです!

 

今回の作業で一番大掛かりだったものが、LSD!!

 

LSD(リミテッドスリップデフ)とは、左右の駆動輪に同じ動力を伝達するディファレンシャルギアになります。

例えば車が曲がる際、内側のタイヤの回転数と、外側のタイヤの回転数は異なります。 内側が小さく、外側が大きく弧を描いて旋回しますよね?

これを「内輪差」と言います。

普通に街中を走る分に関してはこれでいいのですが、サーキットやワインディングを気持ち良く走ろうとすると問題あり。。。 

駆動輪のどちらかが、ぬかるみ等にはまった場合、純正デフだとぬかるみの摩擦抵抗が少ない方だけに駆動力が伝わり、車は進まなくなります。

これは速いスピードで曲がる際も同じで、遠心力で外側のタイヤに大きく荷重がかかり、内側のタイヤは浮き上がってしまいます。 そうなると、荷重が少なくなった内側のタイヤだけに駆動力が伝わり、実質車は前に進む力を無くしてしまうのです。

これだとアクセルを踏んでいるのに内側のタイヤが空回りするだけで、コーナリングスピードは落ちる一方。。。

 

ここで登場するのがLSD

方輪が浮いてしまったり、ぬかるみにはまった場合でも、左右均等に動力を伝達してくれるのです!

今までにないコーナリングスピードと安定性が実現します!

ワインディングやサーキットを走られるなら、是非お勧めのアイテムになります。

 

まだまだ書き足りないのですが、かなり長くなりましたのでこの辺で。(笑)

作業させて頂いたお車がまだまだあり、随時ご紹介させて頂きたいと思います。 

最近小さな事から大きな事までご相談して頂く機会が多くなりました。ミラーカバーの色を変えて可愛くしたい、車高を下げたい等。 本当にありがとうございます。 全てのお客様にしっかり寄り添い、的確なアドバイス、ご提案をさせて頂きます。些細な事でもお気軽にご相談下さい!  

次回も、「カスタム&チューニング」パート3をお届け致します!

かっこよく、速く、乗ってて更に楽しくなった車をお楽しみに!!

 

 

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こんにちは、メカニックの川村です!

今回は、前回に引き続き「カスタム&チューニング」パート2!

 

今日ご紹介するお車は、M様の124スパイダーです。

 

写真を見て頂ければ一目瞭然、ドレスアップはもちろん、サーキットも走られるためチューニンもバリバリにされています!!

 

今回だけでは書ききれない程作業をさせて頂いております。

 

M様、いつもありがとうございます!

 

 

まずは内装から。

 

アルカンターラやカーボンパネル、ステアリング周りには脱着式ステアリングボス、フルカーボンステアリング、ステアリングコントローラー、スロットルコントローラー等々。 シートはRECAROのセミバケット2脚、4点式sabelt、その後ろにはロールゲージも装着しました。

 

ロールゲージは車の剛性を高めシャキシャキ走れるようにするだけでなく、サーキット等で思わぬ事態での安全性を高めてくれます。

 

そしてかっこいい←ここ重要。

 

エンジンルームはTEZZOインテークマニホールド、TEZZOオイルキャッチタンク、4点式タワーバー、デジテック コンピューターチューニング、そして今回MSA(マルチスパークアンプ)、ハイスパークイグニッションコイルをインストールさせて頂きました。

 

エンジンの仕組みは、エンジン内部でガソリンを噴射し、そこにスパークプラグで電気火花(スパーク)を発生させ着火、燃焼を行い車を走らせるパワーを作り出しています。一般的に、1回の燃焼で1回のスパークとお考えください。

 

今回インストールしたMSAは簡単にご説明すると、1回の燃焼で3回から5回のスパークを発生させる事を可能にする、「点火システム強化装置」です!

 

難しいですよね。。。

 

純正のままだと、1回のスパークでは燃料に着火しきれなかったり、燃やしきることができなかったり、。。。

そこで何度もスパークを起こして、より着火ミスをなくし、燃料を燃やしきってやろう!という考えです。

 

ガソリンをしっかり燃やしきるというのは、実はすごく大切なことで、レスポンスアップ、トルクアップ、燃費向上、排気ガスのクリーン化、エンジン内部汚れの蓄積防止に貢献します。 

 

エンジンルーム内の配線の引き直し作業が必要となるので、しっかりと取り回しさせて頂きました。

 

取り付け後試走してすぐに、ビックリ!!

確実に速くなっています。 エンジン回転数全域でパワー、トルクアップを体感できます。

 

続いて、足回り、駆動系です。

車高調にホイールはRAYSのVOLK RACING TE37を装着。

ブレーキは前後VOINGブレーキローター、レーシングタイプブレーキパッド。

こちらはなんとカラーオーダーの特注品でございます!

今回、ブレーキホースを純正からステンメッシュホースに変更させて頂きました。

ブレーキペダルを踏んだ時のフィーリングがカチッとしペダルの遊びを少なくすることが可能になります。

その他にもリジットカラーやナックルサポートフレーム、強化スタビライザー等、足回りの剛性アップもしっかり対策済みです!

 

今回の作業で一番大掛かりだったものが、LSD!!

 

LSD(リミテッドスリップデフ)とは、左右の駆動輪に同じ動力を伝達するディファレンシャルギアになります。

例えば車が曲がる際、内側のタイヤの回転数と、外側のタイヤの回転数は異なります。 内側が小さく、外側が大きく弧を描いて旋回しますよね?

これを「内輪差」と言います。

普通に街中を走る分に関してはこれでいいのですが、サーキットやワインディングを気持ち良く走ろうとすると問題あり。。。 

駆動輪のどちらかが、ぬかるみ等にはまった場合、純正デフだとぬかるみの摩擦抵抗が少ない方だけに駆動力が伝わり、車は進まなくなります。

これは速いスピードで曲がる際も同じで、遠心力で外側のタイヤに大きく荷重がかかり、内側のタイヤは浮き上がってしまいます。 そうなると、荷重が少なくなった内側のタイヤだけに駆動力が伝わり、実質車は前に進む力を無くしてしまうのです。

これだとアクセルを踏んでいるのに内側のタイヤが空回りするだけで、コーナリングスピードは落ちる一方。。。

 

ここで登場するのがLSD

方輪が浮いてしまったり、ぬかるみにはまった場合でも、左右均等に動力を伝達してくれるのです!

今までにないコーナリングスピードと安定性が実現します!

ワインディングやサーキットを走られるなら、是非お勧めのアイテムになります。

 

まだまだ書き足りないのですが、かなり長くなりましたのでこの辺で。(笑)

作業させて頂いたお車がまだまだあり、随時ご紹介させて頂きたいと思います。 

最近小さな事から大きな事までご相談して頂く機会が多くなりました。ミラーカバーの色を変えて可愛くしたい、車高を下げたい等。 本当にありがとうございます。 全てのお客様にしっかり寄り添い、的確なアドバイス、ご提案をさせて頂きます。些細な事でもお気軽にご相談下さい!  

次回も、「カスタム&チューニング」パート3をお届け致します!

かっこよく、速く、乗ってて更に楽しくなった車をお楽しみに!!

 

 

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